計量分析手法研究会のお知らせ
主に社会学や経済学の分野で使われている比較的新しい計量分析手法について、実際にその手法を研究で使っている研究者が、その根本的な発想、推定の仕組みなどから解説をする研究会を開催します。
研究内容ではなく、あくまで「手法」に関する研究会です。手法に関するレクチャーの側面もありますが、「その手法は従来の伝統的分析手法と何が異なるのか」「その手法によってこれまで不可能であったどういった分析が可能になるのか」といった観点について参加メンバーと討議を行い、手法に関するより深い理解を得ることを目的としています。
第1回の内容(詳細)は以下のとおりです。
- マルチレベル分析(筒井淳也):各分野で様々な説明のされ方をしているマルチレベル分析について、「クラスター変数」という観点から統一的な説明を行います。
- 国際マクロデータを用いたパネル分析(柴田悠):固定効果推定・ランダム効果推定・一般化積率法推定という主要な3つの手法について、理論的説明をした上で、Stataコードと分析例を紹介する予定です。
- 日時:7月10日(日)14:30-18:00(18:30から懇親会を予定)
- 場所:立命館大学朱雀キャンパス・1F多目的室(JR/地下鉄二条駅徒歩2分)※駐車場・駐輪場はありませんので、公共交通機関を利用してお越しください。
- 参加:自由。ただし部屋の定員の関係で、事前に柴田悠(学術振興会PD)まで連絡してください。(万が一部屋の収容人数を大幅に超えた場合はご希望に添えませんので、予めご了承ください。)