社会学者の研究メモ

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2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

第三回連携研究会を終えて

「人文学・社会科学における質的研究と量的研究の連携の可能性」第三回研究会(立命館大学朱雀キャンパス)が終了しました。前回までの研究会に続き、全国から30名程度の参加があり、職業研究者のみならず複数の出版社の方にも来ていただきました。参加者の…

計量分析を使った論文の構成ガイド

研究者個々人の好みや分野によって異なるところもあるが、標準的・テキストブック的には、以下のようになるだろう。 イントロダクション 先行研究の紹介と問い・仮説の設定 分析 結論/討議/インプリケーション この「分析」のパートについては、社会学界隈…

マルチレベル分析のハイブリッド・モデル

阪大の社会学界隈で、マルチレベルデータについてしばしば「ハイブリッドモデル」と呼ばれているモデリングの手法が実践されていたので、下記に目を通してみた。(以前読んでいたのだが、今回改めて。)Fixed Effects Regression Models (Quantitative Appli…

調査観察データの特徴に関する若干の誤解

以前書いたサンプリングについての記事では、「単純ランダムサンプリングが基本で、他のサンプリング方法はそのバリエーションだ」というよくある整理(誤解)が、サンプリングについての理解を妨げていることを論じた。今回は、「パネルデータは横断データ…