社会学者の研究メモ

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Spaces

次期MacOSXLeopard)に搭載予定の機能のうち、いちばん楽しみなのがSpacesという機能。以前のOS9の時代から似たようなユーティリティはいくつもありましたが、OSに組み込まれているから安心して使えそう。

Macユーザにはウィンドウを重ねるのを嫌うのを嫌う人が多いんですよね。だからスペースが許せば開いているウィンドウは全部見えた状態で並べておきたいし、Windowsユーザのようにウィンドウを最大化してデスクトップをびっちり覆ってしまうことはあまりしないんではないかと思います。もしUIが机のアナロジーなのなら(別にそうじゃなくてはならないっていってるわけじゃなくて)、Mac流の方が自然なはず。別々の作業体系に属する書類を重ねて作業する人なんていないでしょう。普通はとりあえず机の端っこに、しかも見えるところに置いておくもんです。

とはいえ実際にはディスプレイは最大のものでも30インチ程度で、実際の机に比べれば非常に小さい。だからMacもexposeなどの機能で狭さを補ってきたわけです。(Windowsユーザは右クリックメニューで補いますね。つまり書類を移動するときにカットアンドペーストしたりする。)しかしやっぱりウィンドウは見えた状態で置いておきたい。だからバーチャルに広げるユーティリティは結構ありがたい。

それに、人間がマルチタスクになると、作業領域を切り分けたくなることがあると思います。論文・報告原稿を複数書くこともあるし、それと同時並行で仕事の書類をつくってたりする。メールやウェブブラウズのスペースも欲しい。しかしディスプレイをいくつも並べるのは気がすすまない。こういうときにSpacesみたいな機能があるといいんではないかと思いました。ついでにウェブブラウズスペースには30分に一回しか行けないみたいなアクセス制限機能をつけてくれたらもっと仕事がはかどるにちがいない。