佐藤毅先生
以前のエントリでゴッフマンの『出会い』にふれましたが、訳者の一人は佐藤毅先生といって、私の学部時代の指導教官だった人です。残念なことに亡くなっていますが、なんだかいろいろ思い出してきました。
- 佐藤先生のゼミは人気ゼミで、ゼミの倍率は2〜3培だった。面接の控え室にいくとスーツの人がいて「マズい」と感じたのを覚えています。
- 面接で佐藤先生がゴッフマンの『出会い』を取り出してきて、「最近はこういうのやってるんだ」と話を切り出してきたので、「ああ、それですか」と受け答えたのを覚えています。(その反応が知ったかだったのかどうかは覚えていない。)
- ゼミのメンバー(その学校では「ゼミテン」と呼んでた*1)はみな優秀で、内容もなかなかに高度だったのを覚えています。
- 4年生のときは、そのメンバーがそうそうたる企業に就職が決まる中、当時は狭き門だった大学院に入るべく猛勉強してました。(一年目は失敗してプーだったけど。)
- おっと、話がそれた。佐藤先生はゼミ中はいつも寝てました。終了5分前に目を覚まし、なぜか妙に的確なコメントをしていたのを覚えています。
もうかれこれ15年も前の話。大学時代って、自分何をやってたんだろう。ほとんど思い出せない。
*1:ゼミナリステンの略。